山形県庄内地方のアオリイカの時期が気になる、、、
場所の選び方のポイントと釣り方も知りたいな
こんな悩みを抱えている人に見て欲しい記事です。
ネットで検索してみると基本的なアオリイカの釣り方などしかヒットしません。
アオリイカは地域ごとに時期が違うため、山形県で初心者がアオリイカを釣るには難しいと感じます。
山形県でアオリイカを釣り上げたことがある私が
- 山形県のアオリイカの時期について
- 山形県のアオリイカの釣り場選びのポイント
- 実際に釣り上げた時のアオリイカの釣り方
をまとめました。
記事を読んで山形県でアオリイカを釣り上げるための参考になれば幸いです。
山形県のアオリイカの時期について
山形県でアオリイカが釣れる時期は、6月から12月です。
産卵時期である6月から気温が低くなる11月まで釣れます。
大きく分けて時期は2つ
6月から7月の親のアオリイカの時期と8月から始める新子のアオリイカの時期です。
親のアオリイカの時期
親アオリイカの時期は6月から7月の時期になります。
新子のアオリイカが釣れる時期から産卵の時期と成長の過程の期間を逆算すると6月から7月になるためです。
そして、6月から7月は親のアオリイカを実際に釣り上げたことのある時期だからです。
親のアオリイカは3月から6月に釣れると言われますが、山形県の場合は6月の中旬を過ぎたあたりから7月の中旬あたりに釣れる時期が集中しています。
具体的には6月20日から7月10日あたりになると思います。
親のアオリイカを釣る時期は、とても難しいです。
基本的に釣り上げる人が少ないため情報があまりでてこないことがほとんどです。
新子のアオリイカの時期
新仔のアオリイカの時期は、8月中旬からが釣れる時期になります。
7月の終わりから8月のはじめを起点にし、温度が高くなり20日くらい過ぎたあたりから新子のアオリイカが釣れ始めるからです。
そして、10月下旬から11月上旬の気温が冷え込むまでになります。
少しずつ成長していき大きくなっていきます。
具体的には、釣れ始める時期はお盆を過ぎたあたりから例年釣れる傾向が強いです。
はじめの時期は初心者でも比較的かんたんに新子のアオリイカを釣り上げる事ができます。
8月21日の新子アオリイカを釣り上げている記事▼
山形県でアオリイカがいる場所を探すポイント
山形県で親と新子のアオリイカがいる場所は
- 親のアオリイカ⇨底付近が多い
- 新子のアオリイカ⇨表層付近が多い
探すポイントは
- 親のアオリイカ⇨海藻が多い場所
- 新子のアオリイカ⇨比較的流れの緩やかな場所
になります。
去年の速報などを見て、アオリイカの実績に上がっている場所を選べば間違いないです。
山形県で親のアオリイカがいる場所を探すポイント
山形県の親のアオリイカは、底付近の海藻が多く流れが緩やかな場所を探すのがポイントです。
なぜなら、アオリイカは卵を産み付けるのは海藻だからです。
基本的に、卵を産み付けられる場所の近くを狙っていく釣りになります。
親のアオリイカは、毎年同じ場所付近で釣れる傾向が強いです。
秋の実績ポイントで、水深があり沖の方から潮が流れ続けているような場所などもいいと思います。
防波堤:海藻が生い茂っている場所
磯場:ワンドになっておりサンゴや海藻がたくさんあり流れが緩やかになっている場所
場所は、鶴岡最南端の漁港の磯場、赤い橋で陸とつながっている島などで実際に釣り上げているそうです。
釣れないことがほとんどで、毎年親のアオリイカを狙う友人は今年16戦1勝の戦いです。
山形県で新子のアオリイカがいる場所を探すポイント
山形県で新仔のアオリイカは、潮や波がのどかな比較的浅くなっている場所を探すのがポイントです。
なぜなら、浅い場所は安全であり、食べやすい大きさの餌が多いためです。
日中などは群れで泳いでいるのがわかると思います。
防波堤:潮が動いており餌がたくさん流れてくる場所
磯場:流れがないくらいの小さなアオリイカが漂える場所
場所は、鶴岡市各漁港、酒田市の風車があり水路になっている場所などで実際に釣り上げています。
大きくなればなるほど育ってきた新子のアオリイカも賢くなっていきます。
そのため、釣れる場所も防波堤から磯場に変化していきます。
山形県でアオリイカの釣果につながる釣り方
アオリイカの親イカと新子イカの釣り方を紹介します。
実際に釣果の上がった釣り方になります。
親のアオリイカの釣り方
親のアオリイカを釣る場合は、基本的にエギを底付近で動かします。
シャクリの回数より止めている時間のほうが長いです。
底についたらシャクり、ちょっと浮き上がらせて底まで落として少し待つを繰り返します。
底付近を探るため地形を熟知していなければなりません。
エギも底付近を探るのでカンナの下の方を折り曲げて使用しています。
ラインはリーダーを長めにとり3号から5号付近のものを使用しロッドもMクラスの硬いロッドを使用しています。
リーダーが太くても親のアオリイカが釣れているため太さに影響はないと考えています。
底付近を狙うため根がかることが多くエギの回収率を上げるためにリーダーを太くしています。
山形県で、親イカを釣り上げたことはまだ2回しかありません。
そのくらい難しいと感じています。
新子のアオリイカの釣り方
新子のアオリイカを釣る場合は、投げて1度しゃくります。
そして、ラインたるみが取れるくらいの速度でゆっくりゆっくり巻くか沈ませているとアオリイカが抱き着きます。
激しくシャクると新子のアオリイカは逃げてしまいます。
そのため、エギを大きくシャクる必要はありません。
エギをシャクるのは、新仔のアオリイカに見つけてもらうためにする程度です。
新仔のアオリイカはエギをシャクると後退りするように逃げます。
逆に近づいてくるのは、エギをゆっくり巻いている時や沈めている時などです。
ゆっくり沈んでいるエギなどを観察したあとに足を広げて抱きつく場合が多いです。
活性が高い場合などはすぐに抱きつきます。
新子のアオリイカは大きさが小さく足が短いため、比較的小さい1.5号から1.8号ほどの小さなエギを使用します。
ラインのたるみを取るくらいゆっくり巻いているとあたりがわかりやすいです。
引っ張られたと分かったらあわせを入れます。
あわせはゴミを軽く引っ掛けて寄せるイメージであわせます。
道具に関しても1.5号から1.8号ほどのエギを投げられるものであればアジングタックル等でかまいません。
私は、9月前半くらいまではアジングロッドで代用しています。
ある程度大きくなってきたらエギングロッドやバスロッドに変えてアオリイカを狙いましょう。
山形県でアオリイカを釣り上げよう!
山形県のアオリイカの時期などについてまとめました。
親のアオリイカは1杯でも釣れれば一生ものの感動です。
新子のアオリイカの時期は、1番釣りやすい時期です。
そのため、エギングを始めるなら絶好の入門シーズンになります。
日中であれば目の前のエギに新仔のアオリイカが飛び付いてくるのが見れます。
10月に大きくなったアオリイカを釣るため、新子のアオリイカの時期でエギの動くイメージを確認するのもいいと思います。
8月のお盆をすぎたら新子のアオリイカを釣りに、山形の海へ出かけてみてはいかがでしょうか?